画像安定装置関連 用語集

画像安定装置関連用語集

更新日: 2007/ 9/25

 画像安定装置には聞き慣れない言葉がいくつか出てきますが、いずれも性能を判断するには 欠かせない言葉ばかりです。ここではそれらの言葉について解説しています。

BNC

RCAと同じくコネクタの規格。RCAと比べて信号線がアースに接触する危険が少なく、簡単にロックできる機構を持つため接続後もはずれることが無く安定性が高い。民生用のビデオ機器では採用は少ないものの、業務用機材や防犯カメラ用としてはよく見かける。

CGMS-A

映像信号に「コピーフリー」「コピーワンス」「コピー禁止」などの信号を選択して付加することが出来るコピーガード方式。主に地上デジタルやBSデジタルなどのデジタル放送などで利用されている

CD(コンパクトディスク)

オランダのフィリップスと日本のソニーの共同開発によって誕生した音楽再生用メディアであり、世界的に普及している。パソコン用のデータを記録することも可能であり、ビデオ再生用など複数の規格が存在する。最近では書き込み可能なタイプも販売されており、パソコンのデータ保存用としても利用されている。いわゆるコピーガードのようなシステムが規格に含まれていないのが欠点。

DVD

CDと同じく光方式のディスク。現在ではビデオ映像ソフト用に幅広く普及しており。再生機器も非常に低価格のものが販売されている。記録型の規格もあり、CD-ROMを上回る大容量のデータを記録することができる。

DVI

主にパソコン用の液晶ディスプレイやデジタルプロジェクタのような、デジタルディスプレイ装置向けの映像出力インタフェース規格。

D端子

コンポーネント信号を扱いやすくするために、走査線数・走査方式・アスペクト比を切り換えるための識別信号や、プラグ挿入の検知信号などと一緒にした日本独自の接続規格。映像信号のみの伝送に用いる端子なので、音声の伝送は別のケーブルで行なう必要がある。権利保護対策が十分でないことから、HDMIの採用に傾きつつある。

HDMI

主に家電やAV機器向けのデジタル映像・音声入出力インターフェース規格。PCとディスプレイの接続標準規格であるDVIに、音声伝送機能や著作権保護機能(デジタルコンテンツ等の不正コピー防止)、色差伝送機能を加えるなどAV家電向けにアレンジした物で、伝送の際には原理的に劣化は生じない。また、映像・音声・制御信号をまとめて1本で伝送するため取り扱いがしやすいのが特徴。Blu-ray Discを採用した次世代ゲーム機「プレイステーション3」が採用しているだけでなく、安価なDVDプレーヤーの中にも採用しているものが増えてきている。

NTSC

主にアメリカ/日本で採用されているアナログテレビジョンのビデオ信号の伝送規格。現在では採用国のビデオ信号を使用した機器、ほぼすべてに採用されている規格である。他の採用国には台湾/韓国/フィリピン中南米諸国。PAL/SECAMなどとの互換性はない為、コンバーターが必要。一般的に各ビデオ方式の中では、もっとも暖色系の色の再現性に劣ると言われている。

PAL

西ドイツが開発し、イギリス等の西ヨーロッパ、ASEAN諸国の大部分、中東の大部分、アフリカの一部、ブラジル、オーストラリアなどで採用されているアナログテレビジョンのビデオ信号の伝送規格。方式上、各ビデオ方式の中ではもっとも色の再現性に優れると言われている。NTSC/SECAMなどとの互換性は無い為、ビデオコンバーターが必要。

RCAコネクタ

家庭用向けのビデオ機器やオーディオ機器に幅広く採用されている、接続コネクタの規格。構造上、接続するときに信号線がアースに接触してしまう危険があるものの、極めて低コストなため幅広く採用されている。一般的にビデオ信号は黄色、ステレオ音声信号の右は赤、左は白というふうに色分けされていることが多い。

SECAM

開発したフランスを筆頭に、旧フランス植民地の多くと一部の東ヨーロッパ、ロシア(旧ソ連)などで採用されている伝送規格。走査線ごとに極性を反転するなどといった込み入った処理を要求する仕様だが、隣国で簡単に見られないようにするのが目的との見解もある。実際には細かな仕様の違いから約20種類の方式に分かれている。

S端子

輝度信号(含同期信号)と色信号を、2つの信号線にわけて伝送するアナログビデオ信号の接続規格。従来、NTSCなどのコンポジット方式で一つにまとめられてしまうことで劣化が生じていた信号を、劣化の少ない状態で伝送できるため、より良好な画質が得られる。S-VHSの規格発表時に日本ビクターから同時に発表されたもので、現在ではDVDプレーヤーやゲーム機などで標準的な伝送手段として採用されている。

インターレース

テレビなどのビデオ機材で、1回の画面表示を奇数段目と偶数段目の2回の走査に分けて行なう方式のこと。人間の目の残像特性を利用して、狭い伝送帯域で効果的にちらつきの少ない動画を伝送できるため、ほとんどのテレビで採用されている。

金メッキ

ビデオ機材やデジタルの接続ケーブルの端子部分によく採用されている仕上げ方式。酸化に対しても最も安定しているため、主に端子部の保護の観点から採用されている。導体としての伝導率は銀や銅の方が高いが、金は柔らかいため接触面積が増えることで伝導性が高くなり、結果的には他の金属よりも信号の劣化を防げるとする説もある。

コピーガード

DVDやデジタル放送、CDなどがソフトや番組のコピーを防ぐ目的で導入している技術のこと。ビデオ信号用にはマクロビジョン方式やカラーストライプにCGMS-A、DVD用にCSS、そしてHDMI用にHDCPなどが開発、実用化されている。

コピーコントロールCD(CCCD)

音楽CDに不正な情報を入れることでCD-ROMドライブを騙し、パソコンで読めなくする著作権保護技術。パソコンを利用したCDのカジュアルコピーを防ぐ目的で開発され、一部メーカーより採用ソフトが販売されたが、一部CDプレーヤーでは再生できなかったり故障を招いたりするケースもあるため、アーティストやユーザーの猛反発を喰らい、現在ではあまり見かけなくなっている。

コピーワンス

コピーガード信号のうち、最初のコピーは制限しないで、コピーからのコピーのみを制限するガード技術のこと。スカパーのチューナーやHDDレコーダーなどが採用している。

コンポジット映像信号

テレビジョン映像を構成する輝度信号や色信号、同期信号を合成して、一本のケーブルで扱えるようにした規格のこと。本来は別々に伝送されるべき信号を一つにまとめて、機器内で分離しているため画質は劣化しがちであるが、ケーブルが一本ですむため民生のビデオ機器用には古くから採用されている方式である。接続端子には一般的にRCA端子が使われるが、業務用の機器や防犯カメラなど専門的な用途にはBNC端子が採用される傾向がある。

コンポーネント出力

高解像度のビデオ映像を可能な限り劣化しない状態で伝送することを目的としている接続規格。RCA端子3つによって構成され、Yは輝度・同期信号、B-YおよびR-Yは色差信号を伝送する。B-YはCbまたはPb、R-YはCrまたはPrと書かれることもある。最近は低価格のDVDプレーヤーにも採用されるようになってきている。

ダビング10

従来はコピーワンス信号によって、データの移動1回のみしかできなかったものを10回までコピーできるように範囲を拡大したもの。10回目は移動となり、元のメディアからは削除される。コピーワンスと同じく孫のコピーは作れない。

スカパー

CS放送事業者の名称で「スカイパーフェクTV!/SKY PerfecTV!」の略。テレビ、ラジオ合わせて約300チャンネルのジャンル別専門チャンネルを提供している。受信にはパラボラアンテナの設置とチューナーが必要。地上デジタル放送・BSデジタル放送で用いられているCGMS-A方式によるコピー制御を行っている。

ノンインターレース

インターレースと異なり、1回の画面表示を1回の走査で行なうこと。静止画像や文字を安定して表現することに優れるため、パソコン用のディスプレイはほぼすべてこの方式になっている。

ハイビジョン

走査線1080本や走査線720本などの原稿のテレビ方式を上回る高解像度の映像を扱う放送・映像を指す用語。かつて日本はNHK手動でアナログ方式のハイビジョン規格を開発・実用化し世界標準に強力に推したが、政治的その他様々な理由から、日米欧はそれぞれ異なる方式のハイビジョンを開発することになった。

プレイステーション

ソニー・コンピューター・エンターテイメント(SCE)が、開発・販売している家庭用ゲーム機。日本では一般的に「プレステ」と呼ばれる。初代「プレイステーション」はキラーソフトに恵まれ全世界で1億台もの販売実績を記録。続く「プレイステーション2」ではいち早くDVD再生機能を標準装備し、DVD-Videoの普及に大きく貢献した。現在はBlu-ray Discを採用した次世代機の「プレイステーション3」が販売されている。

ビデオコンバーター

「ビデオ方式変換器」とも。NTSC/PAL/SECAMなどの各アナログビデオ方式を変換する機械。各方式間でフレーム周波数が異なるため、間を補完する設計をしなければならず、高価になりがちである。(→コンバーターの商品例) パソコン上でDVDを再生する場合、これらのビデオ方式に関係なく再生できる。

プログレッシブ

→ノンインターレース

マクロビジョン

米国Macrovision社が開発したコピーガードシステム。VHSなどのアナログビデオテープの時代に開発された方式。現在でも使用されており、このガードのかかったソフトの再生信号をDVDレコーダーに直接つなぐと、エラーを表示して自動的に録画停止になるなる機種も数多い。

リージョンコード

主にDVD-Videoの国外での再生を制限する機能のこと。ディスクとプレーヤの両方がそれぞれ販売国を表わすコードを持っており、両者のコードが一致しないと再生できないようになっている。パソコンのドライブなどでも同様だが、特定の裏コマンドを入力することで、リージョンフリーになってしまう(どの国のディスクでも再生できてしまう)DVDプレーヤーやドライブも少数ながら流通している。洋楽の音楽ソフトなどは、最初からリージョンオール(全世界で視聴可能)に設定されているソフトが多いため、こうしたプレーヤーは不要である。

ワイド信号

スタンダードサイズの収録しかできない再生機器と、画面サイズが横長の液晶テレビなどとの間で表示に互換性をとるために、本来の撮影された映像部分を横方向に圧縮して記録する為の補助信号のこと。ノーマル(4:3)とワイド(16:9)を識別する「S1」、上下に黒みの付いたノーマルサイズの「レターボックス」も併せて判別できる「S2」、映像信号の隙間に検出信号を入れ込むタイプの「ID-1」などがる。いずれも対応機器同士でないと機能しないが、一部の画像安定装置ではこれらの信号を自由に付加したり変更したりできるものがある。(→「PROSPEC DVE776」

ワンセグ

デジタルテレビ放送のうち、携帯電話などの低解像度の表示デバイスを持つ機器へ向けて、低解像度で行なわれる放送のこと。2007年現在でまだ受信可能エリアは広くないものの、受信機器類が小型で済むことから、すでに携帯以外にも車載用機器やポータブルテレビなど数多くの商品が企画・販売されている。

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